4歳と1歳の子どもを育てている現在育休中のママのミライです。
前におすすめした通り、わたしはラジオをよく聴いています。
育児や家事をしながらでも聞けるので、本当におすすめです。
ラジオで聴いた話がすごーく心に響いたので、紹介します。
目次
ラジオでの育児相談コーナーにて
リスナーさんからよせられる相談に答えてくれるコーナーでの話です。
(相談)
ほかの子をほめると、自分の子ども(4歳)が対抗してくるのが、他の方の手前気まずいです。
例えば、ほかの子をお片づけが上手だね、とほめると、「私(僕)のほうが上手にできる!早くできる!」と言ってくるというような状況です。
これ、我が家でもよくあります。
よく気まずくなります。🙄
猪岡久子先生のお話
回答いただいたのは、飯岡久子先生です。
仙台幼児保育専門学校教員をされています。
ラジオで月3回(第1,3,5週)「子育て・ココロの疑問」コーナーを担当されていて、いつも聞いていました。
先生がおっしゃるには、
・まだ生まれてから4年しか立っていないので、うまい言い方が分からない。
・外の世界に出たばかりで、外の世界のことを学んでいる途中
・子どもの特性は、属している集団の価値観で、善し悪しの判断が異なる
ということでした。
まだ生まれてから4年しか立っていない
この言葉、ガツンと心に響きました。
上の子が4歳なのでこの相談者さんのお子さんと同い年なのですが、
会話ができるくらいおしゃべりが上手になってきたので、
ついつい大人のような対応を望んでしまうことが多くありました。
でも、まだ生まれて4年しかたっていないんだよね。
そりゃうまくできないとき、泣いちゃうときがあるよね。
知らず知らずのうちに、子どもには難しいことを要求していたことに気づきました。
我が子の場合
うちの子は自分のペースですることにすごくこだわりを持っています。
まだ遊ぶ気分じゃない時に友達に遊ぼうと誘われると、
「今〇〇してるの!あっち行って!」と言ったり、
友達がよかれとおもってしてくれたことを、
「私がやりたかったの!やらないで!もう遊ばない!」と言ったり。
これらの時、わたしは「もう少し優しく言ったら?」や「お友達は喜ぶかなとおもってやってくれたんじゃないかな」と、友達を気遣うような言い方になってしまっていました。
でもまだ生まれて4年、
うまく折り合いをつけて断るなんて難しいんだなと感じました。
自分をまげない子について
猪岡先生は、自分をまげない子について、
・強いパワーを持っている子
という言い方をしていました。
幼い頃から傾向としては、
・ミルク、母乳をたくさん飲む
・泣き声が大きい
・平熱が高い
・動きが力強い
・やることのスケールが大きい
などがあるようです。
自我強めな上の子に当てはまる点が多いです。
3歳以降、友達と遊ぶ時間が多くなると、
自分をまげない、自己主張が強いなど、
大人から見ると問題では?という行動が目に付きやすいですが、
これは子どもの試行錯誤の時期に起こることだそうです。
今までは家族という安心できる場所でたくさんの時間を過ごしていたのが、
だんだんとその世界で過ごす時間、他者と触れる時間が増えていき、
友達とどうつきあうか手探りで、
その中で相手は自分と違う、思い通りにいかないことを学んでいくそうです。
猪岡先生はこうも言っていました。
・永久歯に生え変わる頃には、自分の欠点に折り合いを付けられるようになる。
自分のことを分かり始め、断る時に相手を不快にさせない言い方などを学んでくるよおうです。
属している集団の価値観で、善し悪しの判断が異なる
これも衝撃を受けたお話です。
自己主張をする、イヤと言えることは人として当たり前のことです。
例えばこれがアメリカの価値観であれば、肯定的に捉えられることが多いです。
日本では、空気を読む、忖度がよしとされている風潮なので、
自己主張をすることがネガティブに捉えられてしまうことが多いのでは、
とのことでした。
大切なのは、
周りの雰囲気に支配されずに、
人間として好ましくないのか、
世間の価値観として好ましくないのか、
親として判断すること、とのお話でした。
さいごに
今まで自己主張が強め、自我が強い上の子に対して、
困ったなと感じることが多かったです。
しかし猪原先生のお話を聞いて、目からウロコでした!
周りの価値観に惑わされずに子どもを見て、
さらにまだ4年しかたっていない成長途中ということを忘れずに、
これからの日々を楽しく過ごしていきたいと思います😍